ロードバイクに乗るときの髪型。
とくに女性なら、どんなヘアセットにしようか迷ったことが一度はあるのではないでしょうか。
乗っているときに邪魔にならず、ヘルメットのかぶりやすい髪型。そしてやっぱり、可愛いor格好良く見える髪型が理想ですよね。
襟足を刈り上げるほどのショートから、ミディアム、腰に近いロングまで、どれも一通り経験した私が、髪の長さ別にロードバイクにおすすめの髪型をご紹介します。
目次
ショートヘアでロードバイクに乗るなら
ロードバイクに乗るときに、男女問わずいちばん邪魔にならないのがショートヘア。
ヘルメットもとっても被りやすい!でも、立ち寄ったお店やライド後など、ヘルメットを脱いだときには髪がつぶれてしまうのが難点です。
小物やメイクをちょっと派手目に
女性の場合、ショートヘアならサイクルキャップがあると便利。髪型がぺちゃんこになっていても気になりません。
ただ、ショートヘアにサイクルキャップというスタイルの場合、薄いメイクだと少年のように見えがちなので、マスカラとアイブロウ、目元だけはばっちりメイクしておくのがおすすめ。
夏はサイクルキャップ、冬はネックウォーマーなどの小物を、目立つ色や柄にしてで遊ぶのもおしゃれで良いですね。
ミディアムヘアでロードバイクに乗るなら
肩くらいのミディアムヘアでロードバイクに乗るなら、低い位置でポニーテールにするか、結ばずに耳にかけておくか、どちらかのヘアスタイルになるでしょう。
髪を結ぶor結ばないで体温調整を
ミディアムなら、髪を結ばずに耳にかけておくだけでも走行の邪魔になりにくい長さではあります。でも、首まわりに髪があると風が抜けにくくなって暑く感じることがあるかもしれません。
夏の時期は、低い位置でポニーテールにして風の通り道を確保しておき、首筋にはしっかり日焼け止めを塗り込んでおくと、涼しく走れます。
首筋の日焼けをしないために、あえて髪を結ばずにおろしておくという考えもありますが、私は結んで日焼け止めを塗る派です!暑さが得意ではない方は、髪を結んで風通しを良くするほうが汗も蒸発するのでおすすめです。
冬の寒い時期は、ポニーテールにするとネックウォーマーが着用しづらいことがあります。髪を結ばずに、髪の上からネックウォーマーをすっぽりかぶると、髪型に干渉することなく寒さ対策もできます。
ロングヘアでロードバイクに乗るなら
ロングヘアをなびかせながら颯爽とロードバイクに乗る女性って、格好良い!
憧れのスタイルなのですが、ロングヘアでロードバイクに乗るときは、自分だけでなく周りへの配慮も必要です。
安全を考えるなら、ロングヘアはまとめたほうが良い
レースなど不特定多数の方と至近距離で走行するときは、風に煽られた髪が、隣を走る人や、追い越そうとしている人の視界を妨げたり、顔に当たったりしてとてもキケンです。
ロングヘアは、できればまとめて結んでおくほうが安全ですね。
ただし髪が長い方のポニーテールは、前傾姿勢でロードバイクをこぐときに、結んだ髪が肩を越えて前にたらりとたれてきてしまうことがあります。気になる方はお団子にまとめるのがおすすめ。
ヘルメットとの干渉に注意
長い髪をお団子にするなら、低めの位置でヘルメットに干渉しないようにまとめるのがポイント。
高めの位置でお団子をしてしまうと、前傾姿勢で頭を上げたいときに、ヘルメットがお団子にひっかかってうまく顔が上げられないことがあります。
ヘルメットの形状によっては、ヘルメット後頭部のバンドの隙間から、結んだ髪を通すということもできます。ポニーテールで髪をまとめておく場合には試してみても良いかもしれません。
髪を結んでヘルメットをかぶったら、首を上下左右に大きく動かしてみて、髪がつっぱったり、ヘルメットに干渉しないか確認してください。走行前にチェックしておくことで、走行中に後ろを振り返りづらいといった危険を防ぐことができます。
ヘアピンは使わない
私がロングヘアでロードバイクに乗るときは、低い位置でポニーテールか、お団子にしてまとめます。お団子を作るときはヘアゴムだけを使い、ヘアピンは極力使わないようにします。
ヘアピンでとめるのをメインにしてお団子を作るといつの間にか崩れてきたり、ヘルメットとヘアピンが干渉して頭皮が痛くなったりすることがあるからです。個人的には、金属のヘアピンが汗で濡れた状態で地肌に密着している・・・というのも、敏感肌の自分にとっては少し抵抗があったりします。(お風呂場にうっかりヘアピンを置き忘れると、翌朝には赤サビが!って経験ありませんか)
ロングヘアで髪をまとめるときは、ヘアゴムをメインにして、補助的にヘアピンを使う程度が良いと思います。
私がロードバイクでのヘアセットに使っているもの
ショート、ミディアム、ロングヘアまでひと通り経験した私ですが、現在ロードバイクに乗る時のヘアセットで使っているものをまとめてみました。
髪を結ぶときはシリコンのヘアゴム
髪を結ぶ際のヘアゴムは、シリコンの使い捨てのヘアゴムを2本使いしています。
繰り返し使える一般的なヘアゴムは、とくに夏は汗を吸ってしまい不衛生な気がして・・。現在はシリコンのヘアゴムに行落ち着いています。
シリコンのヘアゴムは1本だけで使うと、プツンと切れてしまうことがあるので、2本をまとめて同時に使います。これは美容師さんから教えてもらったテクニックなのですが、普段のヘアセットにもおすすめ。
ヘアゴムの隠し方
ヘアゴムが見えすぎてしまうとあまり格好良くないので、半透明の髪色に合う色のシリコンゴムを使っています。
それでもゴムが目立つときには、髪を細くとってヘアゴムを隠すように巻きつけて、髪色に合う極細タイプのシリコンゴムでとめます。そうすると、ヘアゴムの代わりに髪でまとめたようなナチュラルな雰囲気になります。
急いでトレーニングに出発したいときには、ザッと簡単にまとめるだけのときも多いですが!笑
ライド中でヘアゴムが切れてしまったときに備えて、ロードバイク用のお財布の中に、予備のシリコンヘアゴムを数本常備しています。
ロングヘアでお団子をするときは、小さいシリコンのヘアゴムだけでは少し頼りないので、普通のよく伸びるヘアゴムとシリコンゴムを組み合わせて使うこともあります。
ヘアワックス
髪を結ぶときも、結ばないで走るときも、普段使っているヘアワックスを少しだけ揉み込んでいます。
サイクルキャップの上にヘルメットをかぶる方は、ヘアワックスも思う存分使えますね。
サイクルキャップをかぶらずに直接ヘルメットを被るという方は、ヘアワックスが汗で落ちてヘルメットの内側に付いてしまうので、ワックスは控えめが良いかもしれません。
ヘアスプレー(ハード)
お団子など、風や汗で乱れやすいヘアスタイルでまとめるときは、ハードタイプのヘアスプレーを使います。
まぁ、風の強い日や、海沿いの道を走ったりすると、それなりに崩れるのですが、補助的にスプレーしておくと少し崩れにくくなります。
ただ、しっかりハードスプレーで固めてしてしまうと、いざ崩れたときにきれいに結び直すことができません。考えようによっては、スプレーはあえて使わずにまとめておいて、髪が崩れたら休憩中にサッと結び直すという方法も良いですよね。
まとめ髪スティック
固形状のワックスで、髪に直接塗りつけるタイプ。スティックのりと言えば、なんとなくイメージが想像できるでしょうか。
普段から使っている方も多いかもしれませんが、まとめ髪髪を結ぶとき、襟足やもみあげ、前髪などに軽く塗っておくと、いわゆるアホ毛が抑えられます。
自転車で風に吹かれるとそれなりに効果は薄れますが、ヘアセットの仕上げにちょちょっと塗っています。
サイクルキャップが便利です
どんな長さの髪型でも、汗とヘルメットでボリュームがつぶれてペタッとしてしまうので、やっぱりサイクルキャップが便利。私はもう手放せません。
夏にはメッシュや風通しの良い素材のサイクルキャップ、冬は生地が厚めのサイクルキャップで防寒するなど、楽しみながら使い分けています。もっと色んなデザインを揃えたくなる、楽しくてお財布にはキケンなアイテム・・・。
女性がロードバイクに乗る時の髪型まとめ
ショート、ミディアム、ロングヘア。髪の長さ別に、女性のロードバイクにおすすめのまとめ方をご紹介しました。
邪魔にならないヘアセットは走行に集中できますし、何より安全に走行できます。
風に吹かれるとどうしても髪は崩れがちですが、停車したときに少しでも髪がまとまっていると、人に疲れを感じさせない印象にもなりますよ。
ロードバイク初心者で髪型に迷っている方や、髪が伸びて今までのヘアセットだと自転車に乗りにくいな、と感じ始めたとき、少しでも参考になれば嬉しいです。